小顔になるには腎臓や胃腸を休ませる!
小顔に大きな影響を与えるのが腎臓と小腸です。
腎臓の働きは、身体に不必要な毒素や老廃物を「尿」として体外に排出する働きを持っています。
人の体は、全身に「リンパ管」が張り巡らされていて、リンパ管を通じて老廃物や毒素、水分が排出されています。
これが正常に行われないと、顔のむくみの原因になります。
また、リンパにはウイルスや細菌などの外敵から体を守るという役目もあります。
腎臓の働きが鈍り、リンパの働きが低下すると風邪もひきやすくなります。
今まで顔のむくみは肩こりのせいだと思っていませんでしたか?
確かに肩こりも、頭部への血流の流れが悪くなり栄養が届きにくくなることで、肌荒れやくすみなどの肌トラブルを引き起こすのですが、
顔のむくみの原因はリンパの流れが悪くなっているせいです。
また、肩こりでも右肩のこりは胃腸や腎機能低下のサインなんですよ。
小顔ケアは顔のケアだけがすべてではありません。
全身の老廃物のめぐりが大きく関係しているんです。
肩こりもそうですが、顔のむくみの解消には、腎臓や胃腸を休ませれば、小顔になるし肌もきれいになります。
とはいっても、腎臓や胃腸を休ませることは、意識して休ませることはできません。
では、どうすればいいのか?
それをこれから説明しますね。
まず、胃腸の働きですが、これは色々な書籍やテレビ、ネットなどでも、
胃腸の活性化、便秘解消など情報があふれかえっていますので、そちらを参照にして下さい。
ここでは腎臓強化について語ります。
まず、腎臓の働きを活発にするツボを紹介します。
その「ツボ」は「水泉(すいせん)」といって、足の内側のくるぶしの下側、かかとの骨の上のあたりにあります。
「水泉」とは「腎臓に水が湧き出るツボ」という意味があります。
このツボを1日に数回、ギュッ、ギュッと押してください。
腎臓の働きを活発にしてくれます。
食事
腎臓に良い食物
- 黒豆、アズキ、ピーナッツ、黒米、黒ゴマ、
- キクラゲ、コンブ、ヒジキ、ワカメなどの海藻類
- ヤマイモ、サトイモ、レンコンのようなネバネバ系の根菜類
- アーモンドやクルミなどのナッツ類
腎臓に良くない食物
腎臓は飲食の影響を受けやすいので、食事に注意して負担を日頃から軽減するように心がけましょう。
腎臓の負担を軽減するには、「減塩」「たんぱく質制限」「適正エネルギー量摂取」「カリウム制限」が基本になります。
つまりは、慢性腎臓病の人が摂取する食事に近づけるということです。
カリウムの多い食品
- 果物
バナナ、なつみかん、メロン、干し柿、100%ジュース
- 野菜
かぼちゃ、にら、水菜、なす、白菜、セロリ、キャベツ、切干大根、かぶ
- 肉・魚
すべて、特にお刺身は注意
- 主食
麺
- 海藻類など
とろろ昆布、干しひじき、納豆
- 調味料
黒砂糖、だし
- 乳製品
牛乳
- お菓子
スィートポテト、あんみつ
- 飲み物
トマトジュース、野菜ジュース、豆乳、日本茶(玉露)
こうしてみると、ほとんどじゃないかと思ってしまいますよね。
食事を自分で管理するのはこうしてみるととても大変ですが、
今は腎臓病の方の為の食事の宅配もあります。
健康なあなたは、毎日ではないにしても少し顔がむくみ始めたと感じたときなどに、スポット的に利用するのも小顔を維持する方法です。