リンパマッサージは効果がある?ない?
まず、気になるのがエステサロンで行うリンパマッサージは本当に効果があるのかです。
いきなり結論を言ってしまうのですが、リンパマッサージは効果があります。
ただし、正しい方法で、できれば毎日行うことがベストです。
というのも、身体の老廃物や水分は毎日溜まっていくからです。
毎日リンパマッサージを行うことで、体内に溜まった余分な老廃物や水分を排出させることができるので、
むくみや肩こりなどのトラブルを引き起こすことが少なくなります。
とはいっても、エステサロンに毎日通うのが理想ですが、経済的にも時間的にも不可能です。
ここでは、エステサロンに通うおすすめな頻度と、失敗しないエステサロンの選び方を紹介します。
この記事を読み進めることで、エステサロンに騙されることがなくなるはずです。
また、自宅で行う毎日のリンパマッサージの簡単なやり方も解説しています。
所要時間は、たった1分なので面倒くさがりの人でも続けられると思います。
効果があるリンパマッサージ
色々な情報が氾濫していますが、ここでは医学的にも正しい情報をお伝えします。
まず、その前にリンパについて理解しておいてください。
それから、エステサロンで施術されるリンパマッサージのウソを暴いていきますから、楽しみにしていてください。
リンパとは?
リンパには、リンパ液、リンパ管、リンパ節があります。
リンパ液
毛細血管からしみ出た黄色の液体で、体内のいらなくなった老廃物、水分を運びます。
細菌やウィルス、ガン細胞も運んだりします。
リンパ管
静脈に沿って体中に張り巡らされ、リンパ液がリンパ管の中を流れます。
学校で習ったと思いますが、動脈は栄養や酸素を運び、静脈は動脈で代謝された老廃物を運びます。
静脈で取り込めなかった老廃物や、余分な水分、ウイルスなどをリンパ管は受け取ります。
リンパ管の約70%は皮膚のすぐ下を流れていて、残りの約30%が深層に流れています。
表層のリンパ管の流れが良くなることで、深層のリンパ管の流れも良くなります。
リンパ管は「体の下水道」とも呼ばれ、体内の不要物を体外に排出してくれる役目を持っています。
ただ、残念なことにリンパ管は血管のように心臓に該当するポンプを持っていないので、流れる速度がとても遅く(1秒間に0.5cm以下)、
太さも髪の毛ぐらいの細さなので、運動不足、不規則な食生活などが続くと、すぐにリンパ管の流れが滞ってしまうのです。
血液が40秒で体を1周するのに対してリンパは1周12時間以上かかるといわれています。
流れが悪ければ倍の24時間くらいかかる場合もあります。
リンパ節
リンパ管が合流するところで、全身に約800ヶ所あり節のようになっています。
リンパ管を通って流れてきた老廃物をこしたり、ウイルスやガン細胞を破壊してリンパ液をきれいにします。
老廃物は、腎臓で浄化され残りは膀胱を通り尿として排出されます。
この循環が上手くいかないとリンパ管は老廃物でいっぱいのまま、循環するだけで栄養も受け取ることができず、むくみやシワ、シミなどができやすくなり、身体にも変調をきたすことになります。
エステサロンなどで施術されるリンパマッサージのウソ
痛いリンパマッサージは要注意!
痛いリンパマッサージは正しい施術方法ではありません。
優しくソフトに触れるのがリンパマッサージの正しい方法なんです。
リンパ管は表皮のすぐ下を流れているので、強く押す必要はありません。
逆に強く押すことで、髪の毛程の太さのリンパ管が押しつぶされたり、切れてしまうことがあります。
エステサロンによってはわざと痛くしているところがあります。
というのも、施術者が痛いと感じることが、よく効いているという誤解がある為と、
痛くすることで、「老廃物が溜まっているから」と説明をして、1回では老廃物を取り除くことは難しいから、次回の予約や回数券を購入させようとするからです。
中には、施術者が下手な場合もあります。
エステサロンの施術者は何の資格も必要ないので、入社間もない新人が数回の研修を受けただけで施術することもあるからです。
ただ、ベテランの施術者でもわからないことがあるので、痛い時にはちゃんと「痛いです。」と伝えましょう。
我慢することはよくありません。
それでも、痛みが止まらない時には、わざと痛くしているか下手かのどちらかです。
痛いリンパマッサージは、もみ返しが来たり、毛細血管が切れたりして内出血がおきることもあります。
ひどいときには腫れたりします。
こんなエステサロンは、施術代金も払いたくないですが、そうも行かないので中断して即支払いを済ませて、他のサロンに変わりましょう。
痛くないリンパマッサージは、副交感神経優位になって効果が出やすい
人間は痛みを感じると、交感神経が優位になり、身体が防御体制に入リ固くなってしまいます。
身体が固くなるとリンパ管や筋肉も締まってしまいマッサージ効果が薄れます。
優しいリンパマッサージは、気持ちがいいので副交感神経が優位になり、筋肉を緩め、リンパ管の流れもよくなります。
エステサロンに通う頻度
老廃物は説明したように毎日溜まります。
ですので、エステサロンに毎日通うことがベストですが、経済的にも時間的にも不可能です。
理想のエステサロンの通い方を紹介します。
リンパマッサージを始めた最初は、集中的に通い今までに溜まった老廃物を排出します。
頻度としては、最初の1、2ヶ月間は、1〜2週間に1回程度です。
その後は、1ヶ月に1、2回で十分でしょう。
しかし、自宅でのリンパマッサージは毎日行うようにして下さい。
何度も繰り返しになりますが、身体の老廃物や水分は毎日溜まっていくからです。
毎日、続けるのが難しければ1日おきでもいいですが、継続することが大事です。
一度、ストップしてしまうと再び老廃物や余分な水分が溜まってしまいます。
自宅でのリンパマッサージ方法
リンパマッサージは簡単です
リンパマッサージは難しそうですが、とても簡単です。
自分の手で部位を軽くさするだけで、リンパの流れをよくすることができるからです。
軽くさするだけなら自分の手でも簡単にできますよね?
ですので、セルフマッサージでも十分な効果が得られるのです。
リンパは、表皮のすぐ下を流れているので、強い圧をかけなくても大丈夫です。
肌をさする程度で、リンパは十分流れます。
リンパマッサージの方法は、ネット上でたくさんの動画がアップされているので、あなたが継続しやすい方法を選んで見て下さい。
ここでは、動画ではありませんが画像で1分マッサージを紹介ししておきます。
1分マッサージなら毎日続けれそうですよね?
自宅で、リンパマッサージを行う時は、滑りをよくするオイルやクリームをマッサージする箇所に塗ってくださいね。
何もつけずにマッサージをすると肌を摩擦によって傷めてしまいますよ。
摩擦で肌が傷つくと、黒ずんだり、たるみやシワの原因になったりします。
それと、マッサージをする前後には水分補給をするようにしてください。
マッサージ前に水分を摂ることで、リンパの濃度が薄まり、体内の老廃物が流れやすくなります。
マッサージ後の水分補給も、マッサージ効果で排出された老廃物が尿として出やすくなるからです。
水分補給の目安としては、前後ともコップ1杯ぐらいがおすすめです。
1分間マッサージのやり方
この1分間マッサージは、ドクターコスメで有名なビーグレン(b.glen)の、
フェイスラインが最大「ー7.5度」引き締まる”たるみケアコスメ、「QuSomeリフト」”を使用する方法です。